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石巻に行ってきました。

石巻動物救護センターへ行ってきました。

先月の19日(火)に休みを利用して、石巻動物救護センターへ行ってきました。

石巻動物救護センターでは、今回の震災で被災した動物達の保護受け入れや、避難所生活などで飼育が困難な動物の受け入れを行い、石巻市にあるシェルターにて動物の飼育、治療を行っています。

今回、仙台市のアレックス動物病院の鈴木先生の助けをお借りして、石巻市にあるシェルターへのボランティア活動を行ってきました。

鈴木先生は東北被災動物保護活動~動物病院版~という会を立ち上げて、福島警戒区域内の動物保護も行っていらっしゃる先生です。


一緒に参加した魚住先生と:魚住先生は北海道から参加してくれました。

仙台市内にあるアレックス動物病院から、石巻動物救護センターまで車で送ってもらいました。

だいぶ道路などは復旧し、物流は回復しつつあるものの、沿岸部に近付くと渋滞がひどくなり、普段1時間程で行ける工程を2,3時間かけていかなくてはならない状態でした。

朝9時頃に石巻動物救護センターへ到着


動物救護センター

ボランティアの手続きを済ませ、診療にあたりました。

センターには、7月現在で犬猫合わせて100頭ちかくの動物がおり、市民ボランティア、動物病院から派遣された獣医師、動物看護師によって、動物達の飼育、治療などが行われていました。

私は、主に猫を診療させていただきましたが、数十頭の猫を1日で診療したのは今回が初めてでした。

当日は獣医師、ボランティアともに比較的人数が多かったとのことでまだ楽な方だったらしいのですが、昼休憩をはさんで朝から夕方まで作業に追われている状態でした。

現地のボランティアさんたちはこれを毎日行っているのかと思うと、頭が下がる想いでした。


犬舎:わんちゃんたちは、朝晩2回の散歩をボランティアさんがしてくれていました。

どうぶつ家族の会から提供されたコンテナ

施設の状態は徐々に良くなっているとのことでしたが、未だに水道が整備されておらず、水を外から汲んで来て使っている状態で、その作業だけでも大変そうでした。




あっという間に夕方になり、センターでのボランティア活動を終えた我々は、その足で沿岸部を見させてもらいました。


街中の地盤沈下:沿岸部に近づくと、そこかしこでこのような光景を見かけました。

沿岸部の光景:高台から見下ろすと、ほとんどの家が流されていました。

沿岸部のアパート:一階部分はほとんどなくなっており、未だ手付かずの状態でした。

大きな製紙工場あと:工場は骨組みだけを残してほとんどが壊滅していました。

電信柱:なぎ倒され、折れていました。

テレビで見る光景が目の前にあり、手つかずのアパートや工場をみると、津波の恐ろしさを改めて実感しました。

見たことはないのですが、戦争が起きた後のような、そんな、ある種現実感のない光景が広がっていました。




今回は、たった1日だけのボランティア活動でした。

1日だけではできることも限られていて、ほとんどお役に立つことはできなかったと思いますが、私自身、貴重な経験をさせていただいたと感謝しています。

現地のボランティアさんはこの1日を震災後からずっと続けてきてくださり、そのおかげで、被災動物や飼い主さん達の心が救われているんだと感じました。

これから夏本番になり、暑い日々が続きますが、お世話になった先生方、スタッフやボランティアの方々には、 くれぐれも無理をしないようにがんばってもらいたいです。

また機会があったら、現地に足を運んでみようと思います。

※石巻動物救護センターでは動物達の飼育・管理を手伝っていただけるボランティアを随時募集しています。夏休みを利用してボランティアをしたいというかたは、石巻動物救護センターのHPより申し込んでみて下さい。


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